北欧の伝統と札幌のイノベーションが生む、
新しいビールの物語。
ビール好き北大生が考案したレシピで醸造された、特別なクラフトビール「未来開拓俱楽部ビール」の第3弾。
札幌の夜空の下、革新と伝統が交わり、新たなビールの物語が誕生しました。
「第三弾 未来開拓俱楽部ビール -ダークナイト・ディープトーク-」は、北欧の伝統的な黒ビール、バルチックポーターにインスパイアされた、札幌発のクラフトビールです。
このビールをプロデュースするのは、ビールを愛する北海道大学の学生たち。
私たちは、北海道の冷涼な気候と豊かな自然の中で学び、北欧のビアスタイルと札幌の革新性を融合させました。
1. 味わいの特徴
優しい飲み口にしっかりとした麦の甘み、コーヒーのような香ばしいバルチックポーターの香りを踏襲しつつ、ホップのトロピカル感や松のような上品さを加えた、まさに札幌と北欧が紡ぐ新しいビールです。
アルコール度数は少し高めに設定し、冬の夜長をゆっくりと楽しむのにぴったりです。
2. 飲むシーン
北海道の冬の夜は早く、そして暗い。「-ダークナイト・ディープトーク-」とは、暗い夜には黒ビール片手に深い話をしてお互いを知り、より深い仲を築いてほしいという思いがあります。
私たち「パイオビア」は、若い世代の創造性とビールへの情熱によって、新しいビール文化を築いていきます。
北の大地が育んだ、新時代のビールをぜひご堪能ください
開発秘話
01
レシピ開発&仕込み
ビール好き大学生が集まって、第三弾のレシピを話し合いました。
第二弾に引き続き、厚みのある奥深い味わいを目指しました。
一般的に好みの分かれやすい黒ビールのため、不安もありましたが、飲みやすさにこだわり、ホップの香りを加えました。
今回は、月と太陽BREWINGさんで醸造を行いました。
まず、黒ビールの大事な要素である麦芽(モルト)を選定しました。
ベースモルトだけでなく、ナッツを感じるキャラメルモルトや黒く香ばしいローストモルトを使用しました。
前回同様、比重やアルコール度数、色を決める計算ソフト(Brewer's Friend)を使って、バルチックポーターの配合を調べました。
ホップの選定をしました。
コーヒーのような麦芽の香りを楽しむために、ホップは1種類にしました。
最後は2択になり、メンバー内で議論になりましたが、結果、代表のイメージする香りのホップを選び、納得のいくビールになったと思います。
ビールの仕込みにも携わらせていただきました。
前回の澄川麦酒さんとは違った醸造設備で、たくさん質問させて頂きました。
釜をかき混ぜたり、温度調整をしたりするのは機械だったので、より想像に近い味わいを再現できるのではないかと思います。
02
北海道初の国際スタートアップイベントのオフィシャルビールとして開発
北海道・北海道経済産業局・札幌市が開催するスタートアップイベント「Hokkaido Innovation Week」のオフィシャルビールとしてご依頼を受け、イベントにぴったりのビールを開発しました。
世界各国からスタートアップ、投資家、スタートアップ支援機関を集めたカンファレンスであり、今回が初開催です。
元々、デンマーク最大のスタートアップカンファレンス「TechBBQ」のスピンオフイベントを、2023年1月に札幌で行っており、今年はより拡張したイベントになっています。
デンマークやエストニアなどの北欧は、スタートアップ文化が盛り上がっており、また気候や風土が似ている北海道と北欧の親和性は高く、今回のビアスタイルは「バルチックポーター」に決定しました。